橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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平成30年(2018年) 電験三種 理論 問10

問10は過渡現象の時定数の問題です。

この問題も確実に押さえておきたい問題です。

 

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 問10

静電容量が$1F$で初期電荷が$0C$のコンデンサがある。起電力が$10V$で内部抵抗が$0.5Ω$の直流電源を接続してこのコンデンサを充電するとき,充電電流の時定数の値[s]として,最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)0.5
(2)1
(3)2
(4)5
(5)10

 


 

答え(1)

 

過渡現象の時定数は、
$T=CR$となるので、
$T=1 \times 0.5=0.5 s$

流れる電流の変化は次のようになります。
$i=\dfrac{E}{R} e^{-\dfrac{1}{CR}t}$