橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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平成30年(2018年) 電験三種 理論 問11

問11は時々出題される「正しいもの」を選択する問題です。

この問題も確実に押さえておきたい問題です。

 

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 問11

半導体素子に関する記述として,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)pn接合ダイオードは,それに順電圧を加えると電子が素子中をアノードからカソードへ移動する2端子素子である。

(2)LEDは,pn接合領域に逆電圧を加えたときに発光する素子である。

(3)MOSFETは,ゲートに加える電圧によってドレーン電流を制御できる電圧制御形の素子である。

(4)可変容量ダイオード(バリキャップ)は,加えた逆電圧の値が大きくなるとその静電容量も大きくなる2端子素子である。

(5)サイリスタは,p形半導体とn形半導体の4層構造からなる4端子素子である。

 


 答え(3)

 

(3)MOSFETは,ゲートに加える電圧によってドレーン電流を制御できる電圧制御形の素子である。
が正しい。


(1)pn接合ダイオードは,それに順電圧を加えると「電流」が素子中をアノードからカソードへ移動する2端子素子である。「電子はカソードからアノード」

(2)LEDは,pn接合領域に「順電圧」を加えたときに発光する素子である。

(4)可変容量ダイオード(バリキャップ)は,加えた逆電圧の値が「小さく」なるとその静電容量も大きくなる2端子素子である。

(5)サイリスタは,3端子素子である。