GO-AHEADの書籍(物理の運動を視覚化するためのMATLABアニメーション作成ガイド)
MATLABは、変数が基本的に行列となっていて、MATLAB初心者がプログラムを作成する際にかなり戸惑ってしまいます。かなりクセのある仕様となっており、Helpの説明も初心者には難しく、ほしい情報がどこにあるの分かりにくくなっています。そこで、本書では、MATLAB超初心者が作成したMATLABにこれから取り組もうという方に送る、超初心者向けの本で、MATLABで描いたグラフなどをアニメーション表示します。アニメーション表示することによって、物体の運動などが直感的に分かりやすく表示できます。 MATLABは、科学技術の計算のための高性能なプログラミング言語です。近年ではAIのツールが導入され、基本的な計算から高度な計算まで行え、AI学習のための必須のツールとなりつつあります。ただし、個人で購入すると高価なのが難点です。 MATLABがすでに導入済みのPCで行うことを前提として、説明していきます。元々は行列計算を簡単に扱うために作成されました。その後、GUIやグラフの描画などの機能も付け加えられ、電気工学、機械工学、数学、物理、情報分野だけでなく、文系の分野である経済、統計などの分野でも使用されています。高価である点と始めの取っ付きが悪いので、敬遠されがちですが、MATLABは強力な演算機能とグラフィカルなGUIにより、企業などでも採用されており、これを使わない手はありません。 本書では、MATLAB超初心者の私が、MATLABの超基本的な使い方から、MATLABで高校物理で習う、物体の運動などのアニメーションの作成方法について解説していきます。本書での動作はMATLAB 2023aで動作確認をしています。また、本書にはAIに関する内容の記述やMATLAB Simulinkに関する記述ははありません。
1.まえがき 2.MATLABの基本的な操作 2.2 ファイルへ保存 2.3その他の便利な機能 第1章 物体の運動 第2章 運動の法則 第3章 運動量 第4章 円運動と万有引力 参考文献
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