橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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令和2年(2020年) 電験三種 理論 問6

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そちらも見て下さい。 

 

 


  問6

 図のように,三つの抵抗$R_1=3 \Omega$,$R_2=6 \Omega$,$R_3=2 \Omega$と電圧$Ⅴ$[Ⅴ]の直流電源からなる回路がある。抵抗$R_1$,$R_2$,$R_3$の消費電力をそれぞれ$P_1$[W],$P_2$[W],$P_3$[W]とするとき,その大きさの大きい順として,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 

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(1)$P_1 \gt P_2 \gt P_3$  
(2)$P_1 \gt P_3 \gt P_2$  
(3)$P_2 \gt P_1 \gt P_3$
(4)$P_2 \gt P_3 \gt P_1$  
(5)$P_3 \gt P_1 \gt P_2$

 


 

答え (2)

並列部の抵抗は

$\dfrac{6 \times 2}{6+2}=\dfrac{12}{8}=\dfrac{3}{4} \Omega$

よって、電圧比は次のように計算でき、並列部$V'=1$とすると、$3 \Omega$部は$4V'$となる。

$\dfrac{3}{4}:3=1:4$

電力は$P=VI=\dfrac{V^2}{R}$より、
$P_1=\dfrac{16 V'^2}{3}$

$P_2=\dfrac{ V'^2}{6}$

$P_3=\dfrac{ V'^2}{2}$

よって、
(2)$P_1 \gt P_3 \gt P_2$