橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

MENU

電験三種の電気数学-12

amazon kindle版の「電験三種の電気数学」に関する本を出版しました。

そちらも見て下さい。

 

数字の基礎、三角関数-3です。
 


3 三角関数のグラフと不等式
 三角関数をグラフに描くと次のように示されます。
(1)$y=\sin \theta$
 周期は$2 \pi, -1 \leqq \sin \theta \leqq 1$となります。

 

f:id:hashi-rei-channel:20200209142930p:plain

(2)$y=\cos \theta$
 周期は$2 \pi, -1 \leqq \cos \theta \leqq 1$となります。

 

f:id:hashi-rei-channel:20200209142949p:plain


(3)$y=\tan \theta$
 周期は$ \pi $となります。

f:id:hashi-rei-channel:20200209143006p:plain



$\sin \theta$のグラフを平行移動すると図のようになります。
$\sin(θ-\alpha)$とすると$\theta$の正の方向へ$\alpha$移動し、(遅れ)
$\sin(\theta+\alpha)$とすると$\theta$の負の方向へ$\alpha$移動します。(進み)
※進みと遅れが逆にならないようにしましょう。

 

f:id:hashi-rei-channel:20200209143120p:plain

$\sin \theta$のグラフの周期を変えると図のようになります。
$\sin 2 \theta$とすると周期は倍の$\pi$となり
とすると周期は$2$倍の$4 \pi$となります。