令和元年(2019年) 電験三種 法規 問5
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問5は電気設備技術基準に関する問題です。
選択問題です。消去法などを用いて、選択肢を減らしましょう。
解いてみましょう。
次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく低圧配線及び高圧配線の施設に関する記述である。 次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく低圧配線及び高圧配線の施設に関する記述である。
a ケーブル工事により施設する低圧配線が,弱電流電線又は水管,ガス管若しくはこれらに類するもの(以下,「水管等」という。)と接近し又は交差する場合は,低圧配線が弱電流電線又は水管等と[ (ア) ]施設すること。
b 高圧屋内配線工事は,がいし引き工事(乾燥した場所であって[ (イ) ]した場所に限る。)又は[ (ウ) ]により施設すること。
上記の記述中の空白箇所(ア),(イ)及び(ウ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(ア) | (イ) | (ウ) | |
---|---|---|---|
(1) | 接触しないように | 隠ぺい | ケーブル工事 |
(2) | の離隔距離を10cm以上となるように | 展開 | 金属管工事 |
(3) | の離隔距離を10cm以上となるように | 隠ぺい | ケーブル工事 |
(4) | 接触しないように | 展開 | ケーブル工事 |
(5) | 接触しないように | 隠ぺい | 金属管工事 |
解答 (4)
a ケーブル工事により施設する低圧配線が,弱電流電線又は水管,ガス管若しくはこれらに類するもの(以下,「水管等」という。)と接近し又は交差する場合は,低圧配線が弱電流電線又は水管等と[ 接触しないように ]施設すること。a ケーブル工事により施設する低圧配線が,弱電流電線又は水管,ガス管若しくはこれらに類するもの(以下,「水管等」という。)と接近し又は交差する場合は,低圧配線が弱電流電線又は水管等と[ 接触しないように ]施設すること。
b 高圧屋内配線工事は,がいし引き工事(乾燥した場所であって[ 展開 ]した場所に限る。)又は[ ケーブル工事 ]により施設すること。
電気設備技術基準の解釈より,
第167条
2 合成樹脂管工事、金属管工事、金属可とう電線管工事、金属線ぴ工事、金属ダクト工事、バスダクト工事、ケーブル工事、フロアダクト工事、セルラダクト工事、ライティングダクト工事又は平形保護層工事により施設する低圧配線が、弱電流電線又は水管等と接近し又は交差する場合は、低圧配線が弱電流電線又は水管等と接触しないように施設すること。
第168条 高圧屋内配線は、次の各号によること。
一 高圧屋内配線は、次に掲げる工事のいずれかにより施設すること。
イ がいし引き工事(乾燥した場所であって展開した場所に限る。)
ロ ケーブル工事