橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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電験三種 電力 基礎力向上テキスト-28

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そちらも見て下さい。 

 


6.4 支線の強度

 

(1)支線の強度計算
 電線張力$P[kg]$,支線張力$T[kg]$,電線の取り付け点の高さ$h[m]$,支線の埋設点から取り付け点までの水平距離$L[m]$とすると,

$\sin \theta=\dfrac{P}{T}$

となるので,

$P=\dfrac{T}{\sin \theta}$
ここで,$\sin \theta= \dfrac{L}{\sqrt{h^2+L^2}}$

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(3)電線の取り付け点が異なっている場合
 図のように高圧電線と低圧電線の取り付け位置が異なる場合,モーメントは等しくなるので,

 $ P_1 h_1+P_2 h_2=T h \sin \theta$

$ T=\dfrac{P_1 h_1+P_2 h_2}{h \sin \theta}$

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