橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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GO-AHEADの書籍(最新令和4年下期版 電験三種(電力)基礎力向上テキスト)

 


最新令和4年下期版 電験三種(電力)基礎力向上テキスト

 

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「最新令和4年下期版 電験三種(電力)基礎力向上テキスト」と同一内容です。
 
 電気の基本的な内容を第三種電気主任技術者試験(電力)向けにまとめています。電験三種は電気を学んだ方でも資格に向けた勉強しないと一度に取得は難しい資格です。しかし、科目合格制度がありますので、3年間のうちに4科目の試験に合格すれば良いことになります。令和4年度上期の合格率は9.8%と難しい資格の一つでしょう。理論、電力、機械、法規の4科目があります。それぞれの合格率は理論17.1%、電力20.0%、機械6.9%、法規9.4%となっており、科目により倍近い難易度があります。この中で最も取りやすいと考えられるのが電力です。電力は取っつきは良くないですが、出題範囲がある程度決まっているためです。次に取りやすいと考えられるのが理論だと思われます。
 電力は主に、発電と送配電に分かれており、基本的に三相交流であるところが難しくしている原因の一つではないかと考えられます。個別の問題を見ると、それほ難しい問題は多くはないのですが、発電や送配電のことを知っている前提で、問題が作られていることがあります。また、近年の問題は、長文化する傾向にあり、これも難しくしている原因の一つと考えられます。ストレートな素直な問題が出るわけではなく少しひねった問題が出ますので、基本的なところを本書で押さえて問題に取り組むようにしましょう。過去問だけを解いても合格は難しいかもしれません。そこで、本書で基礎を学習し電力の問題を突破してください。100点を取る必要はありません。60~70%が確実に取れるように学習しましょう。


まえがき

第1編 電力発生工学
1.  水力発電 
 1.1 ベルヌーイの定理と水の性質
 1.2 降水量
 1.3 ダムの種類
 1.4 取水方法などによる分類
 1.5 水力発電所の出力
 1.6 水車
 1.7 速度変動率と速度調定率
 1.8 比速度
 1.9 揚水発電
 1.10 水力発電での現象,設備
 1.11 水力発電の過去問題

2. 火力発電
 2.1 熱力学
 2.2 熱サイクル
 2.3 燃焼
 2.4 ボイラ
 2.5 タービンの種類
 2.6 付属設備ほか
 2.7 火力発電過去問題

3. 原子力発電など
 3.1 ウラン燃料
 3.2 原子力発電の種類
 3.3 軽水炉の構成
 3.4 原子力発電所の設備など
 3.5 その他の発電方法
 3.6 原子力発電及びその他の発電方法の過去問題

第2編 送配電工学
4. 変電
 4.1 変圧器
 4.2 %インピーダンス
 4.3 変圧器の並行運転
 4.4 変電所の設備-1
 4.5 変電所の設備-2
 4.6 変電所の設備-3
 4.7 変電の過去問題

5. 送電
 5.1 送電設備
 5.2 送電線の線路定数
 5.3 ねん架
 5.4 コロナ
 5.5 雷害対策
 5.6 中性点接地
 5.7 誘導障害
 5.8 たるみ
 5.9 地中送電線路
 5.10 送電の過去問題

6. 配電
 6.1 配電電圧
 6.2 高圧,低圧配電方式
 6.3 低圧配電線路
 6.4 支線の強度
 6.5 配電の過去問題

7. 電気材料
 7.1 電気材料
 7.2 電気材料の過去問題

参考文献