平成28年(2016年) 電験三種 法規 問2
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次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく電路に係る部分に接地工事を施す場合の,接地点に関する記述である。
a | 電路の保護装置の確実な動作の確保,異常電圧の抑制又は対地電圧の低下を図るために必要な場合は,次の各号に掲げる場所に接地を施すことができる。 ①電路の中性点([ (ア) ]電圧が300V以下の電路において中性点に接地を施し難いときは,電路の一端子) ②特別高圧の[ (イ) ]電路 ③燃料電池の電路又はこれに接続する[ (イ) ]電路 |
b | 高圧電路又は特別高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器には,次の各号によりB種接地工事を施すこと。 ①低圧側の中性点 ②低圧電路の[ (ア) ]電圧が300V以下の場合において,接地工事を低圧側の中性点に施し難いときは,低圧側の1端子 |
c | 高圧計器用変成器の2次側電路には,[ (ウ) ]接地工事を施すこと。 |
d | 電子機器に接続する[ (ア) ]電圧が[ (エ) ]V以下の電路,その他機能上必要な場所において,電路に接地を施すことにより,感電,火災その他の危険を生じることのない場合には,電路に接地を施すことができる。 |
上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) | |
(1) | 使用 | 直流 | A 種 | 300 |
(2) | 対地 | 交流 | A 種 | 150 |
(3) | 使用 | 直流 | D 種 | 150 |
(4) | 対地 | 交流 | D 種 | 300 |
(5) | 使用 | 交流 | A 種 | 150 |
解答 (3)
解答 (3)
a | 電路の保護装置の確実な動作の確保,異常電圧の抑制又は対地電圧の低下を図るために必要な場合は,次の各号に掲げる場所に接地を施すことができる。 ①電路の中性点([ 使用 ]電圧が300V以下の電路において中性点に接地を施し難いときは,電路の一端子) ②特別高圧の[ 直流 ]電路 ③燃料電池の電路又はこれに接続する[ 直流 ]電路 |
b | 高圧電路又は特別高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器には,次の各号によりB種接地工事を施すこと。 ①低圧側の中性点 ②低圧電路の[ 使用 ]電圧が300V以下の場合において,接地工事を低圧側の中性点に施し難いときは,低圧側の1端子 |
c | 高圧計器用変成器の2次側電路には,[ D 種 ]接地工事を施すこと。 |
d | 電子機器に接続する[ 使用 ]電圧が[ 150 ]V以下の電路,その他機能上必要な場所において,電路に接地を施すことにより,感電,火災その他の危険を生じることのない場合には,電路に接地を施すことができる。 |