橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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平成28年(2016年) 電験三種 法規 問2

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 次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく電路に係る部分に接地工事を施す場合の,接地点に関する記述である。

a 電路の保護装置の確実な動作の確保,異常電圧の抑制又は対地電圧の低下を図るために必要な場合は,次の各号に掲げる場所に接地を施すことができる。

①電路の中性点([ (ア) ]電圧が300V以下の電路において中性点に接地を施し難いときは,電路の一端子)

②特別高圧の[ (イ) ]電路

燃料電池の電路又はこれに接続する[ (イ) ]電路
b 高圧電路又は特別高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器には,次の各号によりB種接地工事を施すこと。

①低圧側の中性点

②低圧電路の[ (ア) ]電圧が300V以下の場合において,接地工事を低圧側の中性点に施し難いときは,低圧側の1端子
c 高圧計器用変成器の2次側電路には,[ (ウ) ]接地工事を施すこと。
d 電子機器に接続する[ (ア) ]電圧が[ (エ) ]V以下の電路,その他機能上必要な場所において,電路に接地を施すことにより,感電,火災その他の危険を生じることのない場合には,電路に接地を施すことができる。



 上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  (ア) (イ) (ウ) (エ)
(1) 使用 直流 A 種 300
(2) 対地 交流 A 種 150
(3) 使用 直流 D 種 150
(4) 対地 交流 D 種 300
(5) 使用 交流 A 種 150

 


解答 (3)  

 

解答 (3)


a 電路の保護装置の確実な動作の確保,異常電圧の抑制又は対地電圧の低下を図るために必要な場合は,次の各号に掲げる場所に接地を施すことができる。

①電路の中性点([ 使用 ]電圧が300V以下の電路において中性点に接地を施し難いときは,電路の一端子)

②特別高圧の[ 直流 ]電路

燃料電池の電路又はこれに接続する[ 直流 ]電路
b 高圧電路又は特別高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器には,次の各号によりB種接地工事を施すこと。

①低圧側の中性点

②低圧電路の[ 使用 ]電圧が300V以下の場合において,接地工事を低圧側の中性点に施し難いときは,低圧側の1端子
c 高圧計器用変成器の2次側電路には,[ D 種 ]接地工事を施すこと。
d 電子機器に接続する[ 使用 ]電圧が[ 150 ]V以下の電路,その他機能上必要な場所において,電路に接地を施すことにより,感電,火災その他の危険を生じることのない場合には,電路に接地を施すことができる。