橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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平成28年(2016年) 電験三種 理論 問2

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そちらも見て下さい。

 

 


 極板$A$と極板$B$との間に一定の直流電圧を加え、
極板$B$を接地した平行板コンデンサに関する記述$a$~$d$として、正しいものの組み合せを次の(1)~(5)のうちから1つ選べ。
 ただし、コンデンサの端効果は無視できるものとする。

$a$ 極板間の電位は、電極$A$からの距離に対して反比例の関係で変化する。
$b$ 極板間の電界の強さは、極板$A$からの距離に対して一定である。
$c$ 極板間の等電位線は、極板間に対して平行である。
$d$ 極板間の電気力線は、極板に対して垂直である。

(1) $a$
(2) $b$
(3) $a、c、d$
(4) $b、c、d$
(5) $a、b、c、d$

 


解答 (4)  

 

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極板間電界は一定です。$E=\dfrac{V}{L}$の式から電位は距離に比例する。
このため$a$は間違い。

 よって、答え(4)