橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

MENU

令和2年(2020年) 電験三種 理論 問13

amazon kindle版の「電験三種」に関する本を出版しました。

そちらも見て下さい。 

 

 


  問13

  演算増幅器及びそれを用いた回路に関する記述として,誤っているものを次
の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(1)演算増幅器には電源が必要である。
(2)演算増幅器の入力インピーダンスは,非常に大きい。
(3)演算増幅器は比較器として用いられることがある。
(4)図1の回路は正相増幅回路,図2の回路は逆相増幅回路である。
(5)図1の回路は,抵抗RSを0Ωに(短絡)し,抵抗RFを∞Ωに(開放)すると,ボルテージホロワである。

  

f:id:hashi-rei-channel:20201013101707p:plain


 

答え (5)

 

(5)図1の回路は,抵抗RSを0Ωに(短絡)し,抵抗RFを∞Ωに(開放)すると,ボルテージホロワである。

が誤っています。

 

(5)図1の回路は,抵抗RFを0Ωに(短絡)し,抵抗RSを∞Ωに(開放)すると,ボルテージホロワである。

となります。次のような回路になります。

f:id:hashi-rei-channel:20201013101754p:plain


ボルテージホロワは倍率1倍(0dB)の増幅器となります。センサの入力などの、入力のインピーダンスが小さいときに用いることがあります。