橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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令和元年(2019年) 電験三種 法規 問7

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問7は、電気設備技術基準の解釈に関する問題です。

選択問題です。消去法などを用いて、選択肢を減らしましょう。

解いてみましょう。


「電気設備技術基準の解釈」に基づく常時監視をしない発電所の施設に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 

(1)随時巡回方式の技術員は,適当な間隔において発電所を巡回し,運転状態の監視を行う。

 

(2)遠隔常時監視制御方式の技術員は,制御所に常時駐在し,発電所の運転状態の監視及び制御を遠隔で行う。

 

(3)水力発電所に随時巡回方式を採用する場合に,発電所の出力を3000kWとした。

 

(4)風力発電所に随時巡回方式を採用する場合に,発電所の出力に制限はない。

 

(5)太陽電池発電所に遠隔常時監視制御方式を採用する場合に,発電所の出力に制限はない。

 


解答 (3)  

 

「誤っているもの」に注意しましょう。

(3)水力発電所に随時巡回方式を採用する場合に,発電所の出力を3000kWとした。


電気設備技術基準の解釈より,

第47条
3 水力発電所は、次の各号のいずれかにより施設すること。
一 随時巡回方式により施設する場合は、次によること。
発電所の出力は、2,000kW未満であること。