橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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令和元年(2019年) 電験三種 理論 問5

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そちらも見て下さい。

 

問5は直流回路の電圧降下の問題です。

解いてみましょう。


 図のように、七つの抵抗及び電圧E=100Vの直流電源からなる回路がある。この回路において,A-D間,B-C間の各電位差を測定した。このときA-D間の各電位差の大きさ[V]及びB-C間の各電位差の大きさ[V]の組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 

f:id:hashi-rei-channel:20200131084249p:plain

 上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  A-D間の各電位差の大きさ B-C間の各電位差の大きさ
(1) 28 60
(2) 40 72
(3) 60 28
(4) 68 80
(5) 72 40

解答 (5)  

合成抵抗は50Ωより、回路を流れる電流は2Aとなる。

f:id:hashi-rei-channel:20200131084640p:plain

このため,図のような電圧降下となるので、
点A:80V
点B:60V
点C:20V
点D:8V

 

  A-D間の各電位差の大きさ B-C間の各電位差の大きさ
(5) 72 40