橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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平成28年(2016年) 電験三種 法規 問7

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 次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく高圧架空引込線の施設に関する記述の一部である。

a 電線は,次のいずれかのものであること。

①引張強さ8.01kN以上のもの又は直径[ (ア) ]mm以上の硬銅線を使用する,高圧絶縁電線又は特別高圧絶縁電線

②[ (イ) ]用高圧絶縁電線

③ ケーブル
b 電線が絶縁電線である場合は,がいし引き工事により施設すること。
c 電線の高さは,「低高圧架空電線の高さ」の規定に準じること。ただし,次に適合する場合は,地表上[ (ウ) ]m以上とすることができる。

①次の場合以外であること。
・道路を横断する場合
・鉄道又は軌道を横断する場合
・横断歩道橋の上に施設する場合

②電線がケーブル以外のものであるときは,その電線の[ (エ) ]に危険である旨の表示をすること。


 上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  (ア) (イ) (ウ) (エ)
(1) 5 引下げ 2.5 下方
(2) 4 引下げ 3.5 近傍
(3) 4 引上げ 2.5 近傍
(4) 5 引上げ 5 下方
(5) 5 引下げ 3.5 下方

 


解答 (5)  

a 電線は,次のいずれかのものであること。

①引張強さ8.01kN以上のもの又は直径[ 5 ]mm以上の硬銅線を使用する,高圧絶縁電線又は特別高圧絶縁電線

②[ 引下げ ]用高圧絶縁電線

③ ケーブル
b 電線が絶縁電線である場合は,がいし引き工事により施設すること。
c 電線の高さは,「低高圧架空電線の高さ」の規定に準じること。ただし,次に適合する場合は,地表上[ 3.5 ]m以上とすることができる。

①次の場合以外であること。
・道路を横断する場合
・鉄道又は軌道を横断する場合
・横断歩道橋の上に施設する場合

②電線がケーブル以外のものであるときは,その電線の[ 下方 ]に危険である旨の表示をすること。