橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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GO-AHEADの書籍(JavaScriptでmicro:bit超基本)

 


 

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 micro:bitはイギリスのBBCが中心となって制作されたマイコンボードで、イギリスの11~12歳に無料で配布されて、STEM教育の活用されています。情報教育ではプログラミングだけでなく実際に動作するマイコンを用いた教育が重要です。

 micro:bitにはLED、ボタンやセンサーなどが配置されており、スクラッチのようなブロックをはめ込んでプログラムする方法やPythonJavaScriptなどのコードを書き込むようなプログラミングもできます。

 マイコンには様々な種類があります。最近よく用いられるのはArduinoラズベリーパイではないでしょうか。どちらも、よくできているマイコンで、なおかつインターネットを検索すると使い方の説明のページが大変多く公開されています。このため、使いやすいこれらのマイコンを買って学習することもできます。ただし、LEDなどの回路を外部に接続しなければならないことなど、電気回路を少し理解しておく必要があります。

 それに対して、最初に使うであろう機能の25個のLED、スイッチ、スピーカー、マイク、明るさセンサー、方位センサー、加速度センサーがALL in Oneである、micro:bitは、機能面でも価格面でも優位です。

 micro:bitのプログラミングを行うMakeCode for micro:bitマイクロソフトが作成しており、ほぼスクラッチと同じような動作をします。また、スクラッチを書くとこが出来ると同時に、JavaScriptPythonのコードも生成できます。これらの言語も同時に勉強することができるという利点もあります。

 本書では、micro:bitのMakeCodeのJavaScriptの超基本的な使い方から、少し応用的な使い方について、説明していきます。将来、情報処理技術者につながる教育を目指します。

 JavaScriptはHTMLファイルで用いられる、Webページで用いるプログラミング言語です。C言語に近いので、C言語を習ったことがある方は使いやすいと思います。JavaScript特有の使い方はあまりありませんが、JavaScriptの基本的な作法を学べます。

 また、本書にはゲームのプログラミングはありませんので、ご注意をお願いいたします。

 

                            
                          目次

まえがき

1. MakeCode editor の使い方
 1.1 MakeCode editor
  (1)MakeCode editorへのリンク
  (2)プロジェクト(プログラム)の作成
  (3)プログラミング
  (4)micro:bitへダウンロード
  (5)micro:bitの初期化

2. micro:bit
 2.1 micro:bit Ver.2

 2.2 micro:bitアプリのダウンロード版のインストール

3. micro:bitのLED
 3.1 LED の点灯実験
  (1)LED を点灯-1(数字の表示)
  (2)LED を点灯-2(アイコンの表示)
  (3)LED を点灯-3(文字列の表示)
  (4)LED を点灯-4(カタカナの表示)

 3.2 ボタン・タッチセンサーの実験
  (1)ボタンの実験-1
  (2)ボタンの実験-2
  (3)ボタンの実験-3
  (4)ボタンとタッチの実験-1
  (5)ボタンとタッチの実験-2

 3.3 センサーの実験
  (1)温度センサーの実験-1
  (2)温度センサーの実験-2
  (3)明るさの実験-1
  (4)明るさの実験-2
  (5)方位センサーの実験-1
  (6)方位センサーの実験-2
  (7)加速度センサーの実験-1
  (8)加速度センサーの実験-2
  (9)スピーカー・マイクの実験-1
  (10)スピーカー・マイクの実験-2
  (11)スピーカー・マイクの実験-3
  (12)スピーカー・マイクの実験-4
  (13)スピーカー・マイクの実験-5

 3.4 micro:bitの通信実験
  (1)micro:bit間の通信-1
  (2)micro:bit間の通信-2
  (3)micro:bit間の通信-3
  (4)micro:bitBluetoothの通信
  (5)micro:bitでシリアル通信-1
  (6)micro:bitでシリアル通信-2
  (7)micro:bitでシリアル通信-3

4.ロボットの操作
 4.1 ロボットの製作
  (1)Ring:bit carの製作
  (2)MakeCodeの設定
  (3)動作テスト

 4.2 ロボットのプログラミング
  (1)ロボットのプログラミング-1
  (2)ロボットのプログラミング-2
  (3)ロボットのプログラミング-3

 4.3 超音波センサー
  (1)超音波センサーの取り付け
  (2)距離の測定
  (3)超音波センサーによるロボットの制御

 4.4 明るさセンサー
  (1)明るさセンサーの取り付け
  (2)ライントレースのプログラム

 4.5 LED表示器

 4.6 比例制御(P制御)

参考文献