橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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令和2年(2020年) 電験三種 法規 問1

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  問1

 

 次の文章は,「電気事業法」及び「電気事業法施行規則」に基づく主任技術者に関する記述である。


a)主任技術者は,事業用電気工作物の工事,維持及び運用に関する保安の[ (ア) ]の職務を誠実に行わなければならない。

b)事業用電気工作物の工事,維持及び運用に[ (イ) ]する者は,主任技術者がその保安のためにする指示に従わなければならない。

c)第3種電気主任技術者免状の交付を受けている者が保安について[ (ア) ]をすることができる事業用電気工作物の工事,維持及び運用の範囲は,一部の水力設備,火力設備等を除き,電圧[ (ウ) ]万Ⅴ未満の事業用電気工作物(出力[ (エ) ]kW以上の発電所を除く。)とする。

 

 上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

   (ア)   (イ)   (ウ)   (エ) 
(1) 作業,検査等 従事 5 5000
(2) 監督 関係 3 2000
(3) 作業,検査等 関係 3 2000
(4) 監督 従事 5 5000
(5) 作業,検査等 従事 3 2000

 

 


  答え (4) 

a)主任技術者は,事業用電気工作物の工事,維持及び運用に関する保安の[ 監督 ]の職務を誠実に行わなければならない。


b)事業用電気工作物の工事,維持及び運用に[ 従事 ]する者は,主任技術者がその保安のためにする指示に従わなければならない。


c)第3種電気主任技術者免状の交付を受けている者が保安について[ 監督 ]をすることができる事業用電気工作物の工事,維持及び運用の範囲は,一部の水力設備,火力設備等を除き,電圧[ 5 ]万Ⅴ未満の事業用電気工作物(出力[ 5000 ]kW以上の発電所を除く。)とする。

 

電気事業法 第43条より、
4 主任技術者は、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督の職務を誠実に行わなければならない。
5 事業用電気工作物の工事、維持又は運用に従事する者は、主任技術者がその保安のためにする指示に従わなければならない。

 

電気事業法施行規則 第56条より、
電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5000キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用