君たちはすばらしい存在だ。-成功のため9つのステップ-3-2
君たちはすばらしい存在だ。-成功のため9つのステップ-
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2.2 小さな目標(スモールゴール)
「大いなる夢」を持ちなさいという話をしました。この大いなる夢を具体的な目標に落とし込みます。そしてさらに5年~10年程度のマイルストーンとなる目標と期限を設定します。このマールストーンとなる中目標をさらに細かく一ヶ月から数ヶ月単位くらいの小さな目標(スモールゴール)に置き換えます。
よく分かりやすい例として持ち出されるのが、マラソンです。
「大いなる夢」 ・・・ 10年以内にホノルルマラソン で完走する
「中目標」 ・・・ 3年以内にハーフマラソンを 完走する
「小目標(スモールゴール)」 ・・・ 毎日50m走る
42.195kmを走るのに、50m走るのはあまりに小さすぎないか?と疑問を持たれる方がほとんどでしょう。10秒もあれば50m走ることができますから、「自分に言い訳」できませんね。
この、スモールゴールは走る習慣を付けすることが目標です。50m走ってまだ走れるようだったら、もっと走ってかまいません。ただし、少しくらい頭が痛くて、熱があって体調が悪くても50mだったら走れそうじゃないですか?もちろんインフルエンザのような高熱のときは無理ですが、こんな低いハードルだったら無理なくこなせると思います。
しかし、人は怠惰な動物で安きに流されます。そこで、走るためのハードルを少しでも下げて、走りやすい環境を作り、どうしても走らなくてはならない状況を作ります。
①ランニングシューズを買う
②ランニングウエアを買う
③時間が来たら走れるように、スマートフォンに予定を入れて時間が来たことを知らせる。
④ランニングウエア、ランニングシューズはすぐ着たり、履いたりできるように、目につく場所に、そろえておく
⑤家族や友人に目標の話をして、忘れそうになったら注意をしてもらう。SNSで宣言する。目標を書き出して張っておく
⑥できれば家族や友達を巻き込む。
⑦達成できたら、○をする。
⑧比較的短距離のマラソン大会に申し込む
⑨まず、初めてみる。
これで、50mが習慣化できるようになったら、少しスモールゴールも高くして、例えば500m走るにしてみましょう。このように、少しずつスモールゴールを高くしていきましょう。そうすると最後の大きな夢にたどり着くことができるようになります。