PythonでWordプログラミング入門-7

PythonでWordプログラミング入門

amazon kindle版を出版しました。

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2.6　文字を取り扱う-4

　Hello Worldという文字列の大文字と小文字を逆にhELLO wORLDしてみましょう。また、
・全ての文字を小文字
・全ての文字を大文字
・先頭の文字だけを大文字にする
　という文字列にして、Wordで表示させてみましょう。

(1)win32comのプログラム
#win32comをインポートします。
import win32com.client

# Wordを起動します。
Word1_ap =win32com.client.Dispatch("Word.Application")

#Wordを表示
Word1_ap.Visible = 1

#Wordファイルを開きます。
Word1_ap.Documents.Open("G:\word\Word1.docx")
Wd1=Word1_ap.Documents(1)

#文字の前に数字を書き込み
dan1=Wd1.Paragraphs(1).Range.Text #１段落目を読み込み

st=dan1

st+=dan1.swapcase()+'\n'#大文字と小文字を入れ替え

st+=dan1.lower()+'\n'#全て小文字

st+=dan1.upper()+'\n'#全て大文字

st+=dan1.capitalize()+'\n'#先頭だけ大文字

Wd1.Paragraphs(1).Range.Text=st
print(st)

#ファイルを保存します。
Wd1.SaveAs('G:\word\Word1.docx')
Wd1.Close

#終了します。
Word1_ap.Quit()

pyhton　Shellでの表示は１行目が重なっていますが

Wordでは改行されて表示されます。