Re:50歳から始めるラズベリーパイ(HVC-P2編)-2
Re:50歳から始めるラズベリーパイ
シーケンス制御HVC-P2編
amazon kindle版を出版しました。
2.1ラズベリーパイ3 モデルB
ラズベリーパイはイギリスのラズベリーパイ財団が開発した、教育用のコンピュータ(マイコン)です。価格は数千円とちょっとしたゲームソフトが変える程度の価格で、USBキーボード、USBマウス、マイクロSDカード、HDMI接続可能なディスプレイ、USB電源アダプタ5V(3A程度)があれば、少し遅いですが通常のパソコンのように扱えます。OSはLinuxをラズベリーパイ用に書き換えた、「Raspbian(ラズビアン)」をSDカードにインストールします。
ラズベリーパイは2020年1月において
・Raspberry Pi 4 Model B(1G, 2G, 4G)
・Raspberry Pi 3 (Model A+、B、B+)
・Raspberry Pi 2 (Model B)
・Raspberry Pi 1 (Model A+,B+)
・Raspberry Pi Zero (W,モデル名無し)
のモデルが存在しており、(Compute Modleもあります。)
CPUやコネクタの違いはありますが、手元にあった
Raspberry Pi 3 Model B
について、説明していきます。
また、ラズベリーパイ財団はファブレス(工場を持っていない)なので、Element14製とRS製の2社の製品がありますが、製造する会社の違いで、特に変わりはありません。
ラズベリーパイ3は図のような配置になっており、
主なI/Oは
・HDMI端子
・USB端子4個
・有線LAN端子
・電源用USB端子
・外部入出力用端子
その他、ディスプレイコネクタやCSIコネクタ、CPUが真ん中にあります。
この出力端子を使うことによって、IOTの教材として用いることができます。
裏側に
・マイクロSDカード
マイクロSDカードは壊れやすいので、丁寧に扱いましょう。私は1回折ってしまいました。一瞬、セロテープで付くかな?と思ったのですが付くわけ無いですよね。