橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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OpenPLCでよく使う関数マニュアル(Standard function blocks:CTUD)

amazon kindle版の「OpecPLC」に関する本を出版しました。

そちらもご覧になって下さい。 


Standard function blocks:CTUD

説明:CTUD
アップダウンカウンターで、

・アップカウンターの場合

 CUがONする毎に、カウントアップしPVの値となると、QUがONする。

カウンタの初期値は0なので、QDはON

 

・ダウンカウンターの場合

 LDがONすると、PVの値がカウンタ内にセットされる。CDがONする毎に、カウントダウンして、0になるとY2がONする。

 また、CVに現在のカウント値が出力される。

 

 カウンターはアップもダウンも行うことができるので、入力により、上限の値PV値、下限の値0の範囲内の値となる。上限の値PV値のときQUがON、下限の値0のときQDがON。

 

入出力の種類

入力

BOOL:CU

BOOL:CD

BOOL:R

BOOL:LD

INT:PV

出力

BOOL:QU

BOOL:QD

INT:CV

R_TRIG:CD_T

R_TRIG:CU_T

CTUD_DINT・・・32bit整数

CTUD_LINT・・・64bit整数

CTUD_UDINT・・・符号なし32bit整数

CTUD_ULINT・・・符号なし64bit整数

シミュレータによる動作確認

接点の種類

初期状態

カウンタの初期値は0なので、Y2はON

・アップカウンターの場合

 X1がONする毎に、カウントアップしPVの値3となると、Y1がONする。

X3でカウンタリセット

・ダウンカウンターの場合

X4をONすると、PVの値がカウンタ内にセットされる。このとき、Y1はON。

 X2がONする毎に、カウントダウンしPVの値0となると、Y2がONする。

カウンターはアップ・ダウンできるので、カウンター内の値は0から3の値となる。