橋平礼の電験三種合格講座

過去50年分以上の電験三種の問題を解いて分かった、電験三種は今も昔も変わりません。過去問を解きながら合格を目指しましょう。

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基礎から学ぶ高校物理(力学編)-2

基礎から学ぶ 高校物理 (力学)

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1章 物体の運動
1-1 速さ
(1)速さと等速直線運動

○等速直線運動
 一直線上を同じ速さで進む運動が「等速直線運動」です。
等速直線運動も移動距離$x[m]$をその移動した時間$t[s]$で割ると速さ$v[m/s]$が計算できます。
$v=\dfrac{x}{t}$

 等速直線運動は図1に示す2つのグラフに表されます。
 $x-t$図は横軸時間$t[s]$,縦軸距離$x[m]$で,時間が進むごとに距離が表示されるので,速さが大きくなると,傾きが大きくなります。傾きが速度になります。

 $v-t$図は横軸時間$t[s]$,縦軸速度$v[m/s]$で,速度一定なので距離は面積となって表示されます。

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