OpenOfficeでVBAプログラミング入門-7
OpenOfficeでVBAプログラミング入門
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(2)変数を使った計算(2)変数を使った計算 A1のセルにある変数をxに代入して、これを2倍してyに代入してA2のセルに表示するプログラムを作成しましょう。 変数は数値や文字などを入れておく、文字のついた箱と考えると良いでしょう。
Option VBAsupport 1 'VBAと互換性
Dim x as Integer 'xを整数型として宣言
Dim y as Integer 'yを整数型として宣言
x=Cells(1,1).Value 'xにCells(1,1)の値を代入
y=x*2 'xを2倍しyに代入
Cells(2,1).Value=y 'Cells(2,1)にyの値を代入
End Sub
プログラム中に’コメントを入れるとプログラムが分かりやすくなります。特に変数は分かりやすいものにしましょう。※変数は大文字、小文字の区別はありません。日本語も使えます。
変数の型宣言には
整数型:Integer
倍精度整数型:Long
単精度浮動小数点型:Single
倍精度浮動小数点型:Double
文字列型:String
Variant型(バリアント型):宣言型はありません。
事前に何の型か分からないときに用います。変数の宣言をしないで使用するとバリアント型になります。別の人が見るときや、後からプログラムを変更するとき分からなくなりますので、基本的には型宣言をしましょう。